2007.12.14 (Fri)
「箸とチョカラクーことばと文化の日韓比較」

まえがき
おいしく召し上がってください
1;お礼を言わない韓国人
2>「反復確認型」と「一回完結型」
3>誰に言うのか・何を言うのか
<4>〈おいしく召し上がってください〉
<5>言語ポライトネス理論からの解釈
<6>年賀状と慰問便紙
<7>あいさつとしての「包装」
<8>「あいさつ」と〈人事〉 ?
どうしてボーイフレンドがいないんですか
<1>質問好きの韓国人?
<2>〈どうしてボーイフレンドがいないんですか〉
<3>あいづちの日韓英比較
<4>「このアイスおいしいね!」
<5>「YESマン」の日本人
<6>うなずきと視線の使い方
<7>お茶室のコミュニケーション
<8>コミュニケーション・スタイルと異文化摩擦 ?
泣く子に乳をやる
<1>「考えておきます」
<2>断りの方略の日韓比較
<3>不満を言う韓国人? <
4>泣く子に乳をやる <5>討論が苦手な日本人
<6>「武器」としてのことば
<7>謝罪の方略の日韓比較
<8>沈黙の文化いろいろ ?
社長様はいらっしゃいません
<1>「東方之礼儀之国」
<2>絶対敬語と相対敬語
<3>韓国人の親しみの表し方
<4>スキンシップの応用
<5>「先生、きれい!」
<6>韓国語のスタイル・シフト
<7>《テレビは愛を乗せて》
<8>揺れることばの使い方 ?
お膳の脚が折れるまで
<1>教壇の缶ジュース
<2>日本語と韓国語の
<3>「娘が大きくなってくれています」
<4>「閉店させていただきます」
<5>お膳の脚が折れるまで
<6>割り勘を嫌う韓国人
<7>敷金・礼金不要の韓国
<8>人と人とをつなぐもの ?
母はもっと若く見えるんですよ
<1>奇妙な雑魚寝
<2>韓国人の〈ウリ〉意識
<3>〈ウリ〉と〈ナム〉の世界観
<4>プレイステーションVSオンラインゲーム
<5>〈母はもっと若く見えるんですよ〉
<6>ほめ行動の日韓比較
<7>〈洗濯して貸してあげる!〉
<8>〈一つ釜の飯を食う〉 ? 「
君」と〈クン〉
<1>〈おばちゃん〉がましか、〈ジュリのお母さん〉がましか
<2>日韓の人称と故障の相違点
<3>「クレヨンしんちゃん」と〈チャング〉
<4>父親の威信
<5>「君づけ」で呼ばれたショック
<6>ウチとソトによる呼び分け
<7>傲慢そうに見えた日本人
<8>箸とチョッカラク――誤解の回避に向けて
●あとがき
●参考文献
●索引
【ちょっと勉強】似ていて違う日本語と韓国語/
韓国人が抱く日本語のイメージ/日韓の自国語・外来語意識/
日韓の敬語意識の違い/ことばの乱れ意識の日韓比較/日韓の姓名比較
「日本コミュニケーション論」という授業を今学期とりましが、この本の著者の先生に教わりました。 私が言いたいことが全部凝縮されている本だと思います。 読んだときなんかも「そうだ。私も日本人にこういう偏見を持っていたんだ」と思いました。 これは誰が読んでもすらすら読める本で、特に韓国人と日本人の言葉の文化の比較だが、 言語行動のみではなく、非言語行動の例もあるので、もっとわかりやすいです。 私が日本にいるとき経験したことがほぼ全部テーマとして挙げられていて、やっぱ、私韓国人なんだ~~~と思いましたよ 笑 この本を見たら、その誤解が明快に解けますので、ぜひ読んでみてください。 タヌキちゃんには郵便でこの本送るよ!!でも、本がちょっと汚くなっちゃってごめんね 笑 韓国と日本はあまりにも似ている文化なのでよけいその違いが見えにくいのです。たとえば、欧米人 の場合は外見からもはっきりちがうから、意識でも無意識でも欧米人とミスコミュニケーションを起こした とき、その違いをすぐ認めます。でも、韓国人は外見も似ていて地理的にも、その文化も似ているところ が沢山あるから、つい自分の文化の基準をものざしに互いを見ているので円滑なコミュニケーションが 行われないのです。 韓国と日本は似ている部分も沢山あるが、異なる部分がもっと沢山あるということです。国が違うと文 化が異なってくるのは当然のことだし、物事を認知する意識の世界、価値観も全然ちがうのでそれをお 互いに認め合わないとそのずれがもっと大きくなるでしょう。。 あ、タヌキちゃん、これ読んだあと、この本のタイトル、つまり「「箸とチョッカラク」という名がつけられた のか聞くからちゃんと読んでね~これ、ぜんぜん読みやすい本だから~~