2008.08.17 (Sun)
ダークナイト
(ダークナイト)

監督・脚本 : クリストファー・ノーラン
上映時間:152分
ジャンル:人間ドラマ / アクション
キャスト
バットマン=ブルース・ウェイン:クリスチャン・ベール
ジョーカー:ヒース・レジャー
ハーベイ・デント:アーロン・エッカート
レイチェル・ドーズ:マギー・ギレンホール
ジム・ゴードン:ゲイリー・オールドマン
アルフレッド:マイケル・ケイン
ルーシャス・フォックス:モーガン・フリーマン
…他
あらすじ
ゴードン警部補とデント地方検事に助けられながら、バットマンは街で起こる犯罪撲滅に成果を上げつつあった。
だが、ジョーカーと名乗る犯罪者の台頭により、ゴッサム・シティは再び混乱状態に陥る。
ジョーカーは、バットマンにとって最強の敵。この新たな脅威を葬り去るため、彼はあらゆるハイテク武器を駆使し、信じるもの全てと衝突しなければならなくなる…。
ダークナイトは英雄なのか、それともただの自警団員なのか、ジョーカーとの戦いの中、彼はその微妙な一線を越えてしまいかねないまでに追い込まれてしまう。
ヒースレジャーの最後の作品で有名なダークナイトを見てきました。この間豊洲に行った時、見たんです


韓国でもリリースして爆発的な人気でしたが、日本でもさすが人気みたいですね

しかし、映画を観て映画館を出たら、凄い暗い気分になりました


ダークナイトではバットマン、ジョーカー、ハーベイ・デントの3人の主人公を中心にストリーが展開されます。監督はその3人の主人公を通じて三つのテーマを提示しています。
ジョーカーは誰よりも恐ろしい存在であり、非人間的です。最も原初的で純粋な混沌を象徴します。彼の掠奪やお金が目的ではなく、社会を維持している秩序や規則を破ることです。なので、彼を絶対悪と呼ぶのには矛盾なところがありますね。「善と悪」を区分する基準さえ破ることが彼ですから。
バットマンはジョーカーの正反対にある存在ですね。今まで、善と悪の守護者で彼は存在してきました。しかし、彼は人間を殺してはいけないというルールを徹底的に守ろうとしています。ゴーデン刑事の役でもわかるはずですが、人間とは思えないジョーカーを殺さないで、法の審判に任せようとしていること、そして、バットマンの姿は頑固しすぎたし、今までのバットマンの英雄という面とは違う一面を見ることができました

ハーベイ・デントはニックネームであるツーフェース言ってくれるように、秩序と混沌の共存する人物です。前半にはバットマンと、後半にはジョーカーと密接な関係を持っています。ハーベイデントのツーフェースへの変化はジョーカーの質問に対する答えともいえますよね。即ち、自分が正しいと信じる信念を守るために自分の一番大切なものを失ったら惰弱な人間はどういう選択肢を選ぶのか。。。。
監督はハーベイデントを通じて弱い人間の模様を見せてくれる同時に、爆発装置を押さない市民を通じてまだ世界には希望はあるということを示唆しているのではないでしょうか。

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